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水泳部水球部門について

水泳部水球部門

 

 

はじめに

 

私たち、慶應義塾体育会水泳部水球部門は創部100年の永き伝統を持ち、日本選手権・インターカレッジともに多数優勝、さらにオリンピック選手を輩出するなど輝かしい戦績を持つ名門です。

 

今季は、関東学生リーグ一部で残留を決めインカレ上位進出を目指すべく部員一同厳しい練習に励んでいます。

 

 

水泳部水球部門について

 

「慶應義塾体育会」というと、ずいぶんと堅苦しく聞こえ、皆さんのなかには、いわゆる体育会的な不合理な規則や厳しい上下関係などをイメージする人もいることでしょう。

 

しかし、私たちは慶應義塾の精神である「独立自尊」にのっとり、学年や競技力に関係なく、強い信頼関係で結ばれています。学生主体のチーム方針をとり、一人一人が主体性を持つことで、非常に自由な雰囲気の中で水球というスポーツ、そして学生生活を純粋に楽しむことができる部であります。

 

 

水泳部水球部門の歴史

 

創世期

 

慶應義塾体育会水泳部水球部門は1915年に創設され、同年815日神奈川県葉山海岸に特設されたフィールドで横浜外人クラブと試合を行った。これが日本国内で記録に残っている最初の国際試合となった。

 

1925年には、「全日本選手権水上競技会」が開催され水球が公式競技として初めて実施された。本大会には、慶應義塾(関東代表)、東京ウォーターポロ倶楽部(東海代表)、帝国水友会(近畿代表)の3つのチームが出場した。この大会は東京ウォーターポロ倶楽部が優勝し、次いで慶應義塾、帝国水友会の順となった。後の1927年学生選手権・1928年日本選手権で初優勝する。

 

さらに1932年ロサンゼルスオリンピックに初めて日本がナショナルチームを派遣し、国際大会デビューを果たした大会に慶應義塾の木村清兵衛・沢海東助が派遣された。

 

 

革新期

 

1937年から日本選手権に五連覇。193839年の学生選手権およびリーグ戦の連覇。

 

42年も学生選手権・リーグ戦ともに優勝を果たしている。

 

さらに48年の学生選手権とリーグ戦優勝を足がかりに、1950年からの日本選手権4連覇、51年からの学生選手権4連覇、1960年までに早慶戦10連勝達成。

 

 

現在

 

2008年に日吉の協生館に新しい屋内プールが竣工され練習環境が整った状態となり2015年シーズンには、東日本水球リーグ二部残留、関東学生リーグで一部残留するなど、安定した成績を残している。

 

この勢いで「水の王者」と呼ばれた慶應義塾の黄金時代を再び迎えられるようにチーム一となって古豪復活へと邁進していきたい。